小松 文萌【16期生】
地方公務員
北海道釧路児童相談所 地域支援課 相談支援係
小松 文萌【16期生】
私はHOPSを終了後、北海道の地域共生社会の実現に貢献したいという思いから、北海道庁に入庁し北海道釧路児童相談所に配属となりました。
児童相談所と聞くと、「児童虐待」のイメージが強いかもしれませんが、相談所では虐待対応のみならず療育手帳に関わる相談や里親制度の運用など、様々な業務を通じて多角的に子どもや家族へ支援を行っています。
HOPSの多様性に溢れた環境で育んできた、多様な価値観を尊重する考え方や、自身の研究テーマであった「多文化共生」に関する知見は、地域社会の中で「マイノリティ」として生きる子どもや家族の相談に対応するうえで大切な軸となっています。
今後も地域共生社会の実現に向けて、制度による支援と相談者をつなぐ橋渡し役を担う行政職員として、そしてHOPSの修了生として、活躍していきたいと思います。
(2023年度パンフレットより)