地方議員・公務員サマースクール

2025年度 HOPS地方議員・公務員向けサマースクール

北海道大学公共政策大学院(HOPS)では、2025年度には、8月20日㈬・21日㈭に「地方議員・公務員向けサマースクール」を開講します。本サマースクールは、本大学院の社会貢献活動の一環として、地方議会・行政の更なる活性化・充実に資するよう、地方議員・公務員の方々に自己啓発・研鑽の機会を提供するため、2008年度以降、継続的に開催してきたものです。地域の振興に志を抱く多くの皆様の積極的なご参加をお待ちします。

開催概要(下記をクリックするとダウンロードすることができます。

テーマ

北海道の豊かな自然と資源を生かした観光まちづくり

観光立国を目指す政府の施策の展開に始まったインバウンド観光客の増大は、新型コロナのパンデミックの影響を跳ね返しつつ堅調な回復基調にあり、一部では観光公害と言われるような状況も出現していますが、その一方では、人口減少が続く地方の現場にまでその恩恵は及んでいない状況も続いていると考えられます。

北海道は、国内外の観光客が求める「自然」「食」「温泉」などの魅力にあふれていますが、それを生かし切れていない市町村も多く、地方政治・地方行政の対応が今後の地域の「観光まちづくり」、ひいては地方創生の成否を分けると言っても過言ではありません。

このため、今年度のサマースクールのテーマを「北海道の豊かな自然と資源を生かした観光まちづくり」とし、北海道の豊かな自然環境と豊かな農林水産業や温泉等の資源を生かした、観光まちづくりによる地方創生を考える場としたいと考えています。

そこで、参加者の住む地域の資源を念頭に、地域発の観光まちづくりのために必要な着地型の旅行コンテンツづくりやそのための手法や組織体制等を中心に、基本的な考え方や具体的な事例に関する講義やグループディスカッションを通じて学びます。

プログラム

■8月20日(水) 【2日コース/1日コース】
趣旨説明「北海道の豊かな自然と資源を活用した観光まちづくり」
……… 北海道大学公共政策大学院教授 中山 隆治
講 演①「地域資源の観光活用~ 魅力づくりの事例集~」
……… 静岡県立大学大学院経営情報学部講師 寺崎 竜雄 氏
講 演②「にっぽんの田舎を元気にする!」
…………株式会社Local Governance代表取締役 寺本 英仁 氏
講 演③「エコツーリズムと宝探しによる観光まちづくり」
…………文教大学大学院国際学研究科長・教授 海津 ゆりえ 氏

※なお、講師プロフィールにつきましては、こちらをご覧ください。

■8月21日(木) 【2日コースのみ】
講 演④「信州いいやま観光局と着地型コンテンツ開発」
…………北海道大学観光学高等研究センター准教授 小泉 大輔 氏
グループディスカッション①:各自作成のレポートに関する発表と討議
グループディスカッション②:着地型旅行コンテンツの検討と観光まちづくり、それに必要な市町村の役割についての討議
各グループによる発表
講師による講評

特長

    • 講義では、各分野の第一線で活躍する道内外の有識者を講師として招聘します。
    • グループディスカッションでは、本大学院の専任教員が進行をサポートします。

開催要領

 

開催期間
  • 2日コース:2025年8月20日(水)・21日(木)
  • 1日コース:2025年8月20日(水) ただし、21日(木)の講演④はオンラインで受講することが可能です。
開催時間
  • 8月20日(水):13:30~17:30
  • 8月21日(木):10:00~16:00
開催場所
  • 2日コース:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟
  • 1日コース:オンライン

※ 2日コースは、対面で実施しますが、8月20日(水)には、オンラインで受講することも可能です。
※ 1日コースは、オンラインのみで実施します。

受講対象
  • 地方議員(立候補予定者を含む。)
  • 地方公務員(出向、休職等で地方公共団体以外の機関(観光DMO、大学等)に所属する者を含む。)
  • 2025年度は観光協会や観光DMO・DMC職員も受講申込が可能です。
    (※この場合における受講料は、地方公務員と同額です。)
受講定員
  • 2日コース:40名程度
  • 1日コース:100名程度
受講料
  • 地方議員  2日コース:8,000円 1日コース:6,000円
  • 地方公務員 2日コース:6,000円 1日コース:4,000円

※ 受講申込後に送付する請求書に基づき、8月15日(金)までにお支払ください。

受講申込締切
  • 2日コース:2025年7月4日(金)
  • 1日コース:2025年7月11日(金)
受講申込方法 WEBサイトで詳細をご確認の上、こちらのWEB フォームでお申込みください。

※ お申込みに当たっては、「HOPS地方議員・公務員向けサマースクール個人情報保護方針」及び「HOPS地方議員・公務員向けサマースクール注意・免責事項」にご同意を頂く必要があります。あらかじめご一読ください。
「HOPS地方議員・公務員向けサマースクール個人情報保護方針」はこちら
「HOPS地方議員・公務員向けサマースクール注意・免責事項」はこちら

※ WEBフォームでお申込みすることができない場合には、サマースクール事務局にお問い合わせください。

受講申込上の注意
  •  上記の申込締切後1週間以内に受講の可否をメールでご連絡します。それを過ぎてもメールが届かない場合には、必ずサマースクール事務局にお問い合わせください。
  • 2日コースでは、グループディスカッションを実施するため、受講申込が受講定員を大幅に超える場合には、WEBフォームに記入された「受講目的」も勘案し、受講者を決定します。
  • 2日コースお申込みの方は、WEBフォームに「受講目的」を400字程度でご記入ください。
  • 2日コースお申込みの方も、2日コースを受講することができない場合には、1日コースを受講することができます。
  • 2日コースでは、受講者相互間のネットワークづくりに資するよう、受講者の氏名、所属及びメールアドレスを記載した名簿を配布します。あらかじめご了承ください。
  • 講演及びグループディスカッションの資料については、当日に先立ち、オンラインで電子媒体を配布します。紙媒体を必要とする場合には、各自で印刷してください。
レポート
  • 2日コースでは、グループディスカッションを実施するため、あらかじめグループを編成する必要があります。
  • 2日コースの受講者は、各自、グループディスカッションで発表するための簡潔なレポートを必ず期限内にメールでご提出ください。

【内容】自らの市町村において、無名ではあるが地域の宝、眠れる観光資源として誇れるものをいくつか、箇所ごとにその名称、概略位置、概要、関係者などをまとめる。写真・図表・地図等があるとなお良い。
冒頭に市町村名と記載者氏名を記入すること。
※地域の宝のイメージ:景勝地、展望地、巨樹古木、花、古道、文化財、寺社、石像、墓、農林水産業の遺産、古い町並み、お店、伝統的食材・メニュー、祭り、伝統芸能など。
【分量】A4判1~3枚程度
【提出期限】7月31日(木)
【提出方法】メール:hops.mizobuchi@gmail.com

お問い合わせ先 サマースクール事務局:グラファイト(担当:溝渕)
電話:090-9759-9611 E-mail:hops.mizobuchi@gmail.com

【主催】北海道大学公共政策大学院

【後援】北海道市長会・北海道町村会・北海道市議会議長会・北海道町村議会議長会

【協力】北海道

※ プログラム等については、諸事情により、変更が有り得ます。

過年度の実施状況

2024年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学19号)
2023年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学18号)
2022年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学17号)
2021年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学16号)
2019年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学14号)
2018年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学13号)
2017年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学12号)
2016年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学11号)
2015年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学10号)

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