小浜 祥子(准教授)
外国というレンズを通して、社会の課題をみつめ直す。
研究者教員
准教授小濵 祥子
東京大学法学部卒、同大学院法学政治学研究科修了、米国University of Virginia, Ph.D. 北海道大学大学院法学研究科准教授を経て2012年より現職。社会科学実験研究センターおよびダイバーシティ・インクルージョン推進本部にて兼務教員。
グローバル化の進んだ現在の世界では、外国と関わらずに生きていくことはほぼ不可能です。そして私たちの社会における課題も外国からさまざまな影響を受けています。また同じような課題を抱える国・地域もあります。ですから外国について学ぶことは日本とその国の関係をより良くするために必要なだけでなく、日本や私たちの地域・コミュニティについて理解を深め、新しい視点から公共政策にアプローチすることにもつながります。
例えば米国連邦政府では大統領が交代すると約三千人の高級官僚もすべて交代します。また地方自治体では市長ではなく行政のプロに実務を任せるシティ・マネージャー制が広く採用されています。これらはどういう影響を政策や社会にもたらしているでしょうか。
外国というレンズを通して社会のさまざまな課題を一緒に考え直してみませんか。
(2024年度パンフレットより)
