小浜 祥子(准教授)
政治・社会への新しい視点を、海外との比較を通じて手にいれる。
研究者教員
准教授小濵 祥子
ヴァージニア大学ウッドロー・ウィルソン政治学部にて博士号(国際関係)取得。専門はアメリカ外交、国際紛争。授業では現代アメリカ政治外交論を担当。
アメリカ合衆国は日本にとって安全保障や経済における重要なパートナーであるばかりでなく、社会や文化の面でもとても関わりの深い国です。ところが、その政治や社会について実は良く知られていないこともたくさんあります。例えば、アメリカの多くの州裁判所では選挙で判事を選んでおり、様々な企業や団体が選挙資金を投じていることは日本ではそれほど知られていません。その背景には 「誰が人を裁くべきか」という「権力」や「正しさ」についての日本とは異なる考えがあるのです。それゆえに、日本とアメリカの問題解決の方法、すなわち公共政策は違ったものになりがちです。
アメリカをはじめとする外国との比較を通じて、日本のことをより良く理解し、新しい視点から私たちの社会が抱える問題や不公正を発見し・解決へ導くための手がかりを探してみましょう。
(2019年度パンフレットより)
