社会で活躍する修了生
地方公務員
愛媛県企画振興部 政策企画局 総合政策課
西川 修平【17期生】
HOPS修了後、ふるさとである愛媛に戻り、愛媛県庁に入庁しました。現在は、知事会への対応をはじめ、近隣県との知事間交流、四国4県による連携の推進などを担当しています。所属部署は、県政の司令塔として、部局横断的な政策立案や企画調整を担っており、知事の指揮のもと、国や関係自治体、県庁内の各部局と連携しながら業務を進めることに、大きなやりがいを感じています。
課題先進地域とも言われる北海道において、恩師や同期とさまざまな社会課題について議論を重ね、考えを深め合った2年間は、私にとってかけがえのない宝物です。HOPSで得た知見や多様な視座は、地方自治体で働くうえで大きな糧となっています。
地方では多くの課題が山積しており、いまだ解決の兆しが見えにくいものもありますが、HOPS修了生としての誇りを胸に、一人でも多くの人の力になれるよう、全力を尽くしていきたいと思います。
(2025年度パンフレットより)
国家公務員
国土交通省 都市局総務課
山口 澄也【17期生】
私は大学・大学院時代を北海道で過ごす中で、人口減少下でも持続的で発展可能なまちづくり政策にかかわりたいと思い、国土交通省に入省しました。入省後は、土地等、不動産に係る税制措置の改正に携わり、今は都市政策全般のとりまとめを担当しています。
HOPSでは経済学を中心に学び、リサーチペーパーでは「自治体の中心市街地活性化施策の人口減少対策的側面」をテーマに計量経済的手法で効果検証を行いました。ここで得た分析手法や思考方法は、不動産市場の動向分析や税制措置の効果分析等、各種基礎調査をするうえで大いに役立ちました。また、各所との調整が欠かせない現在の業務をするなかで、政策討議で培った、チームとして政策課題の解決を目指すという経験の貴重さと重要性を感じています。
今後もHOPSでの学びを軸にさらに知見を広げ、日本が今後も発展し続けられるように政策立案に努めてまいります。
(2025年度パンフレットより)
民間企業
関西電力送配電株式会社 企画部 経営企画グループ(関西電力株式会社より出向)
鎌田 理恵子【16期生】
私はHOPSを2022年に修了し、現在は関西電力送配電の経営企画部門で、子会社の経営支援や海外送配電事業者に向けた当社の紹介など、多岐にわたる業務を行っています。
現在当社では、電気を送り届ける使命を果たしつつ、企業集団としてこれからの社会にどのような価値を提供できるのか、事務系・技術系の垣根を超えた検討が行われています。そのような検討過程では、文系・理系や国籍など、多様な背景を持つ仲間とHOPSで議論する中で培った「互いに学び合い、強みを活かす」能力を発揮することができ、「文理融合」の理念の重要性を改めて実感します。
ゼロカーボンに向け、エネルギー業界は大きな変化の中にあります。私もまた、今後幅広い業務を経験するでしょう。しかし、今の日々は北大での学びから地続きであり、HOPSでの実学はどのような仕事にも活かしていくことができると考えています。
(2025年度パンフレットより)
地方公務員
北海道釧路児童相談所 地域支援課 相談支援係
小松 文萌【16期生】
私はHOPSを終了後、北海道の地域共生社会の実現に貢献したいという思いから、北海道庁に入庁し北海道釧路児童相談所に配属となりました。
児童相談所と聞くと、「児童虐待」のイメージが強いかもしれませんが、相談所では虐待対応のみならず療育手帳に関わる相談や里親制度の運用など、様々な業務を通じて多角的に子どもや家族へ支援を行っています。
HOPSの多様性に溢れた環境で育んできた、多様な価値観を尊重する考え方や、自身の研究テーマであった「多文化共生」に関する知見は、地域社会の中で「マイノリティ」として生きる子どもや家族の相談に対応するうえで大切な軸となっています。
今後も地域共生社会の実現に向けて、制度による支援と相談者をつなぐ橋渡し役を担う行政職員として、そしてHOPSの修了生として、活躍していきたいと思います。
(2023年度パンフレットより)
報道機関
時事通信社札幌支社 編集部 記者
澤谷 純輝【16期生】
入社後、東京で経済産業省担当を経て、今は札幌で勤務しています。経産省ではGX推進法案や燃料費高騰・電力需給ひっ迫に対する緩和政策、脱炭素に向けた企業の取り組みなどを取材してきました。札幌では、主に市町村の新規事業を紹介する記事を執筆しています。
記者という仕事は、行政から事件や裁判、果てはスポーツまで、様々な物事について短期間で理解を深め、簡潔に伝える必要があります。そんな時、私はHOPSで培った「視座」の大切さをしばしば実感します。ある出来事に、誰がどのような動機で関わり、いかに行動し、どう影響するのか。政策に限らず、様々な事例を解きほぐすための基礎ともいえる技法を養うことができました。
記者は「未知との遭遇」の多い仕事です。目新しい物事に接するたび、
HOPSで学んだ知識や視座の頼りがいを実感しています。
(2023年度パンフレットより)
民間企業
商船三井ドライバルク株式会社 製紙原燃料部
蔡 一諾【15期生】
私は国際政策を専門として、研究生の時期を含め3年半 HOPSに在籍しました。海外に関わる仕事に携わりたく、商船三井ドライバルクに入社しました。現在はオペレーターとして、本船の運航管理を担当しています。日常生活で使われる本やノート、ティッシュ、段ボール等の原料を運んでいることにより社会に貢献でき、仕事のやりがいを感じています。
海運業界は国際政策によく影響されます。より競争力の高い運航プランを作成・提案できるよう、常に国際政治の動向に注目し、環境規制等にも気を配る必要があります。在学中に国際政治や政治過程論等の授業から身につけた理論知識や思考力を仕事場で活用できることを実感しています。
日々、国内・海外の顧客、海外の乗組員たちと一緒に仕事することで、他文化に対する理解や尊重の姿勢も重要だと感じています。HOPSでの経験を大切な宝物として、引き続き努めていきたく思います。
(2023年度パンフレットより)
国家公務員
厚生労働省 政策統括官(総合政策担当)付政策統括室
笘谷 奈津子【14期生】
HOPSにおいて、地方の課題を目の当たりにする中で、修了後は福祉や子育て、労働分野の人生そのものに影響を与える仕事に携わりたいと思い、厚生労働省に入省しました。
これまで年金局や政策統括官付という部署を経験し、その中でも政策統括官付においては、省の方針を取りまとめる役割を担っています。そこでは、地方創生等のために、地方の課題解決に資する政策を調整する必要がありましたが、HOPSにおいて政策課題への解決に向けて取り組んだ経験があったからこそ、仕事を円滑に進めることができたと感じました。
北海道のような、いわゆる課題先進地域において、様々な課題を文理の垣根を越えて、より立体的に、より間近で学べた経験は非常に貴重だったと改めて感じています。引き続き、HOPSで学んだことを忘れず、地方や国民の声に寄り添った政策を立案し、日本をより良い国にできるように邁進してまいりたいと思います。
(2023年度パンフレットより)
一般財団法人
JICE 日本国際協力センター 留学生事業第一部
林 悦子【9期生】
国際協力事業に関心があり、人と人をつなぐ仕事に魅力を感じてJICEに入団しました。国際交流事業を担う部署に配属された後、関西支所への異動やJICAマレーシア事務所への出向を経て、現在は本邦大学への途上国行政官の留学受入れ支援を担当しています。現場の近くで人と人との絆が生まれる瞬間に立ち会えることが、この仕事の魅力です。
HOPSでは、実務家の先生方や多様なバックグラウンドを持つ学生と学び、多角的に物事を考える力を養うことができました。また、バルカン半島や台湾での海外研修の機会にも恵まれ、現職において異文化理解を深め、柔軟な対応を可能にしていると感じています。
今後も、HOPSでの学びを実践に活かし、人材育成のプロとして人と人をつなぐ仕組みづくりを模索しながら、新たな価値の創造に挑戦していきたいと思います。
(2025年度パンフレットより)





