杜 宇航Yuhang DU【18期生】
政策現場の生の声に触れる経験が、ステップアップの原動力になっています。
中国出身
Yuhang DU
杜 宇航【18期生】
中国で貿易や経済について勉強した後、HOPSの研究生を経て、国際関係コースに入学しました。国際関係論について勉強すると、どんな本でも外交の重要性が書かれていますが、学生が現実の場面に接する機会はなかなかありません。「国際政治経済政策事例研究」の授業で韓国の外交官が来学された時には、ただ1回の講義でも、講師の方の人間的な魅力とともに、外交の場で人が人と接すること(face to face diplomacy)の重要性を実感しました。毎回、各界のゲスト講師の話を直接聞ける事例研究科目は、「理論と実践の架橋」というHOPSの特長が体感できる授業だと思います。
HOPSでは入学時から学生一人ひとりに指導教員がいて、履修や研究について丁寧に指導してもらえます。また皆が個別の自習席を利用でき、交流の場としてミーティングルームも整えられています。学部時代の自分はクラスメイトの名前も覚えきらないまま卒業するような内向的な学生でしたが、HOPSの学生生活はシットコムのように感じられ、初対面の人と会うことも楽しめるようになりました。
専門文献読解のスキルが上がるにつれ、ジェンダー問題や移民、また中国に関することについても興味が沸いてきました。こうした関心の広がりも、今後の仕事やキャリアに直接・間接に生きていくことと思います。
(2023年度パンフレットより)