2021年 柴田曜
公共政策実務演習
農林水産省 本省
柴田 曜【17期生】
人口減少の著しい日本でも、とりわけ過疎化の進んでいる農村部における集落機能の維持・強化に向けた人材育成に興味があり、農林水産省農村振興局農村計画課にて2週間のエクスターンシップを行いました。実習先では、担当の方から政策に関するレクチャーを受けたり、資料作成や意見交換などを行ったりすることで、インプットとアウトプットの双方から知識を深めることができました。最終日には、学んだ内容から農村政策に関する提案報告を課内にて行い、実務の視点からフィードバックをいただきました。本実習を通じ、地域により事情の異なる農村現場に対し、国家公務員という立場から包括的な政策を検討することの難しさを痛感しました。このエクスターンシップの醍醐味は、通常のワークショップ型のインターンシップには無い現場での実務体験ができることです。ここで得られた視点は、その後の学習でも大変役立っています。
(2022年度パンフレットより)