シンポジウム・公開イベント
北大HOPS X 北海道新聞」共同シンポジウム スコットランド独立運動の教訓とこれからの地域政治のゆくえ
- 日時
- 2014年12月6日(土) 14:00-17:00 (開場13:30)
- 場所
- 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟W203(札幌市北区北9条西7丁目)
- 報告者
- ポール・ケアニー教授(スターリング大学・スコットランド政治、公共政策)
- 主催
- 主催: 北海道大学公共政策大学院・公共政策学研究センター/北海道新聞社
共催: 北海道大学法学研究科附属高等法政教育研究センター/琉球新報社
9月18日に行われたスコットランドのイギリスからの独立を問う住民投票は、予想外の展開と結果となり、日本をはじめ世界的な注目を集めました。現在、日本にはスコットランドのような政治的な影響力を行使して独立を志向する地域は存在しませんが、スコットランドの独立運動からは、民主主義の刷新、既成政党に代わる地域政党の可能性、グローバル化のなかでの地域特性を活かした産業政策の振興など、今後の日本の地方政治や地域政策を考える際の示唆を得ることができます。
今回のシンポジウムでは、先ず、スコットランド政治の第一人者であるポール・ケアニー教授を招き、住民投票の経過と今後の展望についての報告の後、スコットランドの実践がもつ普遍的な意義について論じます。そして、本州の他地域とは異なる特性をもつ北海道と沖縄という地域における今後のあるべき地方自治や地域政策づくりの方向性を展望します。
報告者 |
ポール・ケアニー教授(スターリング大学・スコットランド政治、公共政策) |
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討論者 |
新垣毅氏(琉球新報編集委員) 志子田徹氏(北海道新聞社ロンドン支局長) 若松邦弘教授(東京外語大大学院) |
司会者 |
山崎幹根教授(北海道大学公共政策大学院・院長) |
日時 |
2014年12月6日(土) 14:00-17:00 (開場13:30) |
場所 |
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟W203(札幌市北区北9条西7丁目) |
言語 |
日本語・英語(逐次通訳つき) |
シンポジウムを終えて
基調講演、パネリストからの報告の後、スコットランドの独立運動で注目される地方分権についてパネルディスカッションを行いました。学生、市民など130名が参加し、討論を熱心に聞き入っていました。
シンポジウム報告
シンポジウムの詳細は、以下のPDFでお読みになることができます。
スコットランド独立運動の教訓とこれからの地域政治のゆくえ2014年12月6日開催(438KB)