地方議員・公務員サマースクール
2023年度 HOPS地方議員・公務員向けサマースクール
■2023年度 の地方議員・公務員向けサマースクール「持続可能な地域公共交通の構築に向けて―市町村の役割に注目して」は、8月24日~25日、予定のプログラムを終了いたしました。受講くださった皆様には、長時間のオンライン視聴、グループワークへのご協力をいただき、ありがとうございました。
北海道大学公共政策大学院(HOPS)では、地方議会のさらなる活性化と地方議会議員の自己啓発・自己研鑽に資するよう、また、地方行政のさらなる充実と地方公務員の自己啓発・自己研鑽に資するよう、社会貢献活動を推進しています。その一環として、本年度は下記要領にて「地方議員・公務員向けサマースクール」を開講します。地域の振興に志を抱く多くの皆様の積極的な参加をお待ちしております。
開催の概要(下記をクリックするとダウンロードすることができます。)
2023年度のテーマ
「持続可能な地域公共交通の構築に向けて―市町村の役割に注目して」
北海道内の多くの市町村では急速な人口減少が進んでおり、地域によっては利用者の減少により従来のバス路線が維持できないなどの状況が見られます。地域の公共交通サービスは、特に車を運転しない高齢者や子どもにとって、買い物、通院、通学など、地域で生活する上で必要不可欠なものです。
現在、道内では、既存の公共交通を最大限活用する取組とともに、予約型のデマンド交通、情報通信技術を新たに取り入れたサービスなど、地域公共交通に関する多様な取組が進行中です。住民に向き合いながら、様々な関係者と連携して持続可能な地域公共交通を構築する上で、市町村が果たす役割は大きいものと考えられます。
そこで本サマースクールでは、持続可能な地域公共交通を構築するため、市町村の役割に注目しながら、地方議員や地方公務員が持つべき基本となる視点や住民との向き合い方などについて、研究者・実務家による先行事例等に関する講演やグループワークを通じて学びます。また、2日コースに参加する受講者には、学習効果を高めるとともにグループワークに用いるため、事前課題としてレポートの提出を求めます。
プログラム
■8月24日(木) 14:00~17:00 <講演>
「北海道における交通政策」
………北海道総合政策部交通政策局鉄道担当局長 斎藤 由彦 氏
「住民サービスとしての公共交通―持続可能な公共交通の構築に向けて」
………石狩市企画経済部企画課交通担当課長 上窪 健一 氏
「地域公共交通に関するデータ分析の手法と住民・事業者との連携」
………日本データーサービス株式会社計画調査部部長 東本 靖史 氏
■8月25日(金) 10:00~16:00 <グループディスカッション>
【講演】「持続可能な地域公共交通の構築における市町村の役割」 ………北海道大学大学院工学研究院教授 岸 邦宏 氏
【グループディスカッション1】「事前課題の発表とディスカッション」 なつ事前課題(所属自治体の公共交通の現状と課題)を各グループメンバーが報告し、ディスカッション(主に質疑応答)を行います。
【グループディスカッション2】「持続可能な地域公共交通を構築する上で市町村が果たす役割について」
なつこれまでの講演内容や参加者の所属市町村の現状・課題を踏まえ、地域公共交通に関する特定のテーマを取り上げ、市町村が取るべき対策や対策なつを進める上での留意点についてディスカッションを行います。
本サマースクールの特徴
- 2日コース(8月24日、25日両日)と1日コース(8月24日のみ)の2種類のコースを用意しています。
- 当該分野の第一線に立つ講師の講義とグループワークの2本立てでより深く政策を学べます。
- 本大学院の専任教員がファシリテーターとして参画し、議論を深めます。
- 修了後に修了証(PDF形式)を発行いたします。
実施要領・申込方法
開催期間 |
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開催場所 |
※1日コース(8月24日)受講者はオンライン(Zoomミーティング)のみでの開講です。 |
対象・定員 | 地方議会議員及び地方議会議員を志す方、地方自治体の職員
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受講料 |
※受講料は申込後に送付する振込依頼書にて8月13日(日)までにお支払ください。 |
申込方法 | 開催概要等をご確認のうえ、こちらのGoogle フォームからお申込みください。
※1日コースにてZoomミーティングに参加される際には、「サマースクール参加にあたっての注意・免責事項」に同意をいただくことになりますので、こちらにて予めご一読ください。 ※「2023年度HOPS地方議員・公務員向けサマースクール個人情報保護方針」はこちらからご確認いただけます。 ※Google フォームでのお申し込みができない場合には、下記の問合せ先までご連絡ください。 |
申込期限 |
※締め切り後1週間以内に受講の可否をメールでご連絡します。 |
申込上の注意 |
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主催等 | 【主催】北海道大学公共政策大学院 【共催】特定非営利活動法人CAN
【後援】北海道市長会、北海道町村会、北海道市議会議長会、北海道町村議会議長会 【協力】北海道 |
問合せ先 | サマースクール事務局:特定非営利活動法人CAN(担当:佐藤) 電話:080-1882-0800 E-mail:summer-2023@npocan.jp |
事前課題
2日コースに参加される方は事前課題の提出が必要です。2日コースの受講が決定された方は期限までにご提出ください。
■事前課題
所属自治体における公共交通の現状と課題に関して以下の点について、A4用紙2ページ程度でレポートにしてください。
(レポートは2日目の研修参加者限りで共有します。)
・所属自治体で地域公共交通に関する計画が策定されているか。策定されている場合は、名称と策定時期。
・所属自治体の人口(総数、年少人口・生産年齢人口・高齢者人口別)のこれまでの推移と今後の見通し。
・所属自治体内の公共交通資源の洗い出し。
・所属自治体の公共交通の課題(箇条書きでも可)。
・課題に対して、市町村において実施すべき対策や取組についての提案(箇条書きでも可)。
※所属市町村が地域公共交通に関する計画を策定している場合は、計画内容を参考に作成してください。
■事前課題提出締め切り
7月31日(月) ※ご提出頂いたレポートを踏まえグループ分けを行いますので、必ず期限内にご提出ください。
■提出方法
メール:summer-2023@npocan.jp
過年度の実施状況
2022年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学17号)
2021年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学16号)
2019年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学14号)
2018年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学13号)
2017年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学12号)
2016年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学11号)
2015年度 受講者募集フライヤー 実施報告(年報公共政策学10号)