2021年度 環境政策事例研究
2021 年度 環境政策事例研究
活動報告
まず資源循環及び自然との共生に関する身近かつ代表的な課題、具体的にはプラスチック、さっぽろのごみ処理事情と新計画、エゾシカ対策について受講し、野幌森林公園でヒグマ出没対策について実際に現地を見ながら学びました。さらにさまざまな環境問題を統合的に解決する視点について、再生可能エネルギーの推進と生物多様性保全の両立、サステナブルファイナンス(ESG金融)、岩見沢市における地域循環共生圏、原発事故による環境汚染からの福島の復興・再生を受講し、理解を深めました。
講義は各テーマについて外部専門家による講演を受講した上で、学生からの政策立案の発表と議論を行い、最終的に議論も踏まえ練り上げた政策立案レポートの作成を行いました。現代の環境問題の解決には、社会や経済のあり方、個人の価値観の変容が求められており、政策でそれをどのように訴求するのかが重要であることについて理解を深めました。
ご講演をいただいた北海道環境財団、札幌市、北海道、環境省、三井住友信託銀行、株式会社日立制作所の皆様に改めて感謝申し上げます。
(担当教員:中尾文子)