2017年HOPS度国際フェロー

2018年春季研修プログラム/パリ政治学院(Sciences Po)春季研修プログラムについて

  • 北海道大学公共政策大学院では,グローバル化時代にふさわしい人材を育成すべく,海外における教育やキャリア形成の機会づくりを奨励しています。その目玉として,フランスにおける有力な高等教育機関であるパリ政治学院(Sciences Po)と提携し,2018年春季研修プログラムへの参加者に奨学金を提供します。奨学生は「HOPS国際フェロー」となり,今回はその第12期生の募集となります。

時期:  2018年2月12日~3月9日
場所:パリ政治学院( Sciences Po)
募集人員:2名(国際フェローとして、一人35万円支給/昨年例)
説明会:2017年10月12日(木)18:30よりW101教室にて。案内チラシはこちら

 

プログラム:

  • 昨年度のプログラム概略は以下通りです。
  • ・ 午前中は英語による講義(欧州学 ,EU経済 ,EU 域外関係 ,移民・市民権等)/午後は仏語の習得/パリ政治学院の地方キャンパス訪問/ブリュッセル(欧州連合の諸機関)ツアー・ その他パリ政治学院授業一部にも参加可
  • ・ 修了者に対して証書( Diploma)を授与
  • 過去のプログラムの様子を下記サイトよりビデオ等で見ることができます。
  • http://www.asiapacific.sciences-po.fr/en/Short-term-programmes
  • https://vimeo.com/122114778
  • また,過去のプログラムの内容や費用の詳細については,下記の参加者体験談も参考にして下さい。
  • プログラムの説明会と前年度の参加者による質疑応答を1012日(木)18:30よりW101教室にて開催予定です。

備考

  • プログラムの詳細(募集要項)・応募用紙は下記からご覧ください。
  • 募集要項
  • 応募用紙
  • 手続き上の不明な点は、法学研究科・法学部教務担当にお問い合わ下さい。
  • (TEL:011-706-3120、kyomu$juris.hokudai.ac.jp)
  • プログラム上の不明点は、小浜祥子(skohama$juris.hokudai.ac.jp:公共政策大学院准教授)にお問い合わせ下さい。
  • ※アドレスの$を@に置き換えて下さい。

2017年度体験談  張詩爽(HOPS国際フェローシップ第12期生)

2017/9
HOPS国際プログラムで得たチャンスのおかげで、今回パリ政治学院に短期留学することができました。以下の内容は私の体験談です。
 
【応募した理由】
HOPSで勉強した2年間を経て、国際問題における自分の視野は大幅に拡大しました。その理由は、日本に留学し、異なる国の状況を比較し勉強する機会に恵まれたからです。留学することで、同じ問題をもう一回検討する好奇心が増します。そこで、国際政策コースのアジア人学生として、ヨーロッパの優秀な大学院を代表するパリ政治学院へ行って勉強できれば、その経験は私にとって重要な意義があり、視野を広げる良いチャンスだと考えました。
 
【Sciences Po】
 今回の留学機会は、私が日本の授業で勉強している人口問題・難民問題と関連がありました。パリ政治学院で勉強した1ヶ月の間、EU域外関係コースを選び「英国が離脱したEUの難民収容への対応」をテーマとして検討しました。主に英国が離脱したEUの経済力と共同決定力から分析して、EUの難民収容への対応を探りました。例えば、「英国が離脱した今のEUには、他の加盟国に重くのしかかっている難民収容に対応する能力はあるか?」「これらの国の難民問題に対する態度は変ったか?」「難民収容におけるEU域内の態度は一致しているか?」上記のような仮説や問題を授業で検討しました。
 
【Study Trips】
まずはパリ政治学院ル・アーブルキャンパスへの見学旅行がありました。ル・アーブルはフランスの沿海都市として、イギリスと一衣帯水の地です。そのきれいなキャンパスで私たちは当地の学生さんたちとのディベートを行いました。幸いなことに、私はグループの発表者としてチームが担当した「英国が離脱したEUが将来、官僚主義からポピュリズムへ変化する可能性があるか?」(「The EU in the post-Brexit and distrust in the institutions: will populism be a response to a bureaucratic EU?」)という論題に関する紹介を述べることが出来ました。これは私にとって非常に重要な体験でした。
 
 もう一つはベルギーのブリュッセルに位置するEU対外活動局、EU本部、EU理事会などEU機構への研修旅行でした。更に、EU対外活動局ではEU域外政策と安全保障についてのシンポジウムを参加しました。優しいEU機関のスタッフや学院の先生とチューターのおかげで、私たちは順調的にブリュッセルで2日間を楽しく過ごしました。この研修の中、リラックスしつつも秩序だっていたEU運営の雰囲気は私に深い感銘を与えました。
 
【A Chance Made Chances】
毎年、パリ政治学院春季プログラムには、日本の様々な大学出身の学生が参加しています。なので、学習成果以外にも、今回の交流プログラムを通じ、私は他の7つの大学から参加している学生さんとも知り合うことが出来ました。更に、2度の週末の空き時間を利用して新しい友達と一緒にスイスとチェコへ遊びに行きました。途中で各自の分野の話を聞いたり、面白い人生経験をシェアしたことは私にとって宝物になりました。皆さんとのコミュニケーションを通じて、私はこれからもっとしっかりと頑張ろうと決心も新たにしました。
 
最後に、このプログラムに関係するHOPSの先生たちのご協力に改めて感謝いたします。
 
1ヵ月の交流期間は短いですが、時間がたつのは元々速いものです。Autant en emporte le vent. Gone with the wind and kept in mind!

2016年度体験談  宇生航(HOPS国際フェローシップ第11期生)

2017/3
はじめに
 この度、第 10回目のパリ政治学院研修の参加者として拙文ながらその概要について説明さ
せていただきます。そもそも私が本プログラムに応募した理由は、プログラム開始の前年(平成27年)1月と11月にパリにて発生した同時多発テロ事件に際し、フランス国内のみならず、シェンゲン協定によりボーダーレスに人・モノ等が行き交うEUがどのように国際テロリズムの伸長を受け止め、いかなる形で既存の枠組みを維持したテロ対策を検討しているのか、といった点を実地にて目にしてみたいという思いに起因しております。この答えは、本プログラムにおける座学や、フランス国内及びその他の国への旅行、そしてブリュッセルのEU本部研修等によってその輪郭を素描できたのではないかと確信しております。
 
1 学科プログラム
 欧州統合の過程について、その歴史的背景(過去2回の世界大戦)から導き、今日に至るまでの EU拡大の概要と今後の問題点について十分に理解することができました。また、基本的事項としてEUの各組織の機能と活動についての授業もあり、これまで積極的に理解することができなかった各組織の関係、特に欧州委員会と欧州理事会による政策立案およびその運用の実際についてより深い理解を促すこともできました。もちろん、時局柄テロ対策についても言及があり、現在進行形でEU内での組織改編が進みつつある(各国テロ情報共有の枠組み強化など)なかで、EUが共有する自由と民主主義の価値観及び効果的なテロ規制との間の適切な折り合いのつけ方について深く考慮する機会となりました。
 
2 研修プログラム
 本年の研修プログラムは大きく分けて二つ実施され、フランス北部ルアーブルにあるパリ政治学院分校での現地学生との意見交流及びベルギー・ブリュッセルに所在する EU本部等の見学がありました。本稿では後者について述べていきたいと思います。ベルギー・ブリュッセルでの研修は本プログラム最終週に実施され、欧州委員会傘下の対外活動局(EEAS: European Union External Action Service EU外交部に相当)及び欧州議会本会議場を見学しました。特にEEAS研修では東アジア・オセアニア課日本担当の行政官(ポーランド外務省からの出向・課長補佐級)による講話が行われ、EU共通外交安全保障政策の説明を軸に、
日・EU関係についての解説があり、ソマリア沖の海賊対処行動(我が国も平成21年より参加)に代表される世界レベルでの日・EUの外交安全保障面における協力は今後より深化するとともに、シームレスな国際協力の文脈からもわが国の平和安全法制についてこれを支持する意見が聴取できたことは非常に興味深く感じた次第です。また、対外活動局の組織的特徴として、人員の3分の1を各国外務省出向者とすることでEU加盟国間での交渉の円滑化を進めることができるととも に、外交官個人の資質として自国とヨーロッパという二つの視座を持った複眼的な政策形成ができるという利点を拝聴し、欧州統合によって生み出される独特の外交感覚について部分的ではあるものの感じ取ることができました。
 
3 私生活等
 座学や研修のほかにも、休日にはフランス国内各地や国外(英国)にも足を運び、自己の
見識をより深めることに努めました。特にフランス国内においては欧州現代史を語る上で欠かすことのできない、第 2次世界大戦における大きな転換点の一つであるノルマンディー上陸作戦( 19446月)の激戦地跡を訪れ、各種文献等と実地との比較を行うことができました。もちろん、こうした旅行以外にもプログラムに参加した多くの方と日夜を問わず(時に深夜に至るまで)安全保障をはじめとした様々な議論を交わすことができたのは望外の喜びでした。
 
おわりに
 本プログラムは 1か月という短い期間ですが、日数以上にはるかに得るものが大きいのではないかと改めて思っております。どのようなインセンティブで応募されるかは皆様の自由ではありますが、きっと研修前に抱いていた以上の成果を得ることができると確信しております。本稿がその一助になれば幸いです。

2014年度体験談 小倉政貴(HOPS国際フェローシップ第10期生)

2015/3
①フランスやEUの人々が持つ気候変動やエネルギー問題に対する考え方

プログラムに参加するにあたって、私が関心を持っているテーマである気候変動とエネルギー問題についてEUの人々がどう考えているのかを実際に聞いて、研究に活かしたいという目標がありました。実際に授業では、気候変動やエネルギーがテーマの授業ではもちろんのこと、その他の授業でも関連事項としてそれらの問題に言及することが多く、関心の高さが伺えました。EUにおける最近の動向も知ることができました。また、市民との交流においても、私が気候変動やエネルギー問題に関心があると話すと、日本の事情、とりわけ“FUKUSHIMA”のことを熱心に聞いてくる方も多くいらっしゃいました。私が話をした数少ない市民の声を、EUの声として捉えることは難しいかもしれませんが、この経験は帰国後の活動に非常に良い影響を与えてくれました。
 
②芸術に触れる
パリ政治学院の近くには多くの美術館があります。芸術の都と言われるパリに1か月間も
滞在して、美術館に行かない手はありません。私は美術に詳しいわけではありません。ロマン主義とは何かと聞かれても説明できません。しかし、そういう細かい知識は抜きに“自分が好きな絵”が美術館を回って見つかりました。もちろん勉強も大事なのですが、こういった自分の新しい一面を発見することも、留学の大事な学びなのだと思います。
 
③ホステルに宿泊して
私は1か月間、いくつかのホステルに宿泊しました。ホステルではフランス人だけでなく、世界中の様々な国から宿泊客が来ています。もちろん日本人もいます。日本にもホステルはありますが、それとは比べ 物にならないくらい多様な人たちが宿泊しています。パリにいながらにして世界中の人と交流できる素晴らしい環境でした。そこでは、それぞれの国の食事や習慣、遊び、音楽など様々なことを通してお互いの理解を深めることができました。
 
④他大学の参加者との交流
 プログラムには

他大学の学生と

、東京の大学からも多くの学

HOPSの学生と

生が参加します。ホステルで出会った人たちとは違い同じ日本に住んでいる者同士ですが、今回のプログラムに参加しなければ会う機会もなかっただろう学生たちと会うことが出来ました。様々なバックグラウンドを持った学生が参加しており、そのような学生たちと交流することもまた刺激的でした。彼らとの交流は、日本に帰国してから更に頑張ろうと思うモチベーションにつながりました。

2013年度体験談 蘇聿醒(HOPS国際フェローシップ第9期生)

2014/3
 “How time flies!” “It was like an dream!”パリから札幌に戻って半年がたちましたが、パリ政治学院プログラムでの充実した学習、多彩な交流、わくわくした旅行など、まだ鮮明に
覚えています。四週間のプログラムでしたが、豊富な科目が設定されています。科目の内容はEUの歴史経緯から民主政治、経済、環境、エネルギー、アイデンティティー、労働市場の分野の政策や今後の展開などです。詳しく知らなかったEUのことをこのプログラムを通してようやく自分の軸で整理できるようになりました。
 
国際交流の場として非常に楽しかったです。授業をする先生たちが各国のEUを研究している専門家や現役でEUの舞台で活躍している方が多くいます。また、パリ政治学院の学生さんたちの出身地もアメリカ、アフリカ、アジア、EU圏内などであり、非常に多様です。バックグランドが違う皆さんとの議論が非常に面白くて盛り上がっていました。初めて地縁政治からの考え方の違いの大きさ、今後の良好な国際環境づくりに対話が欠かせないことなどを強く実感できました。
 
また、苦戦しながら、有意義な研究もできました。研修の一環として、自分でEUに関してテーマを設定し、リサーチしてエッセー一個を仕上げるタスクがあります。馴染みがないEUについて短期間でエッセーを書くのが最初少し不安でしたが、熱心な先生やチューターの協力で、書き終わらせた際に非常に達成感があります。
研修の最後にEUの理事会、委員会があるブリュッセルに見学して、身を以てEU議会の雰囲気を感じることもできました。
 
授業外のパリの旅もとてもわくわくしました。この研修の機会で、フォンテーヌブロー宮殿やベルサイユ宮殿やルーブル美術館やペールラシェーズ墓地などを訪れることができて、本
で触れたものを実際に見ることができて非常に感動しました。
 
このパリ春季研修プログラムが私にとって、視野を広げたのみならず、東西の違いから物事を新たな視点で考えることできて、非常に重みがある充実した一ヶ月でした。
この場を借りて、HOPSの先生方にこのような貴重なチャンスを頂き、再び感謝の気持ちを申し上げます。そして、これからのHOPSの皆さんにも是非この機会を利用して『自分の目で欧州を見ましょう』と呼びかけたいと思います。

2012年度体験談 水野 慎也(HOPS国際フェローシップ第7期生)

2013/2
私は2013年HOPS国際フェロー/パリ政治学院春季研修プログラムの奨学生として、フランス・パリ政治学院に2月18日から3月15日までの期間留学しました。
そもそも私が本プログラムに応募した理由は
①直接現場にてEUの構造の在り方とそれを活用した紛争や難民問題早期復興の可能性についての研究を行うこと。

②国際機関や現地NGO等を訪問し、情報・意見交換を行い、NGOとUNHCRなど国連機関とのよりポジティブな協力関係の在り方を探ると共に、自身の将来に対するネットワーク構築すること。
③ネイティブに囲まれた環境でフランス語を学ぶことで、より大きな視野を獲得し、将来の活動の選択肢を広げていくこと。
の3点を行いたいと考えたからでした。
 
本プログラムは、日本人向けのプログラムであり、HOPSの他、協定校から数十名が参加し、行われます。主に前半はヨーロッパについての概略を、後半は3つの専門分野から2科目を選択しての講義でした。講義自体はほとんどが学部生ということもあり、決して難しい内容のものではありませんが、ヨーロッパやフランスならではの視点からの内容でしたので、非常に興味深く、驚かされること、気付かされることが多く、留学だからこそ得られる学びができました。
 
また、講義は日本と同様、講義形式がほとんどですが、質問はいつでもウェルカムの先生ばかりで、1つの質問から議論に発展する、といったことも何度かありましたし、フィールドトリップでは、世界中から来ている学生とディスカッションをする機会もあり、多様な意見を聞き、理解を深めることができました。
プログラムも後半に入ると、皆10ページ程度にわたるレポートを仕上げるために、チューターと相談し、講義後も図書館やホテルなどでリサーチや執筆を始めます。特に最後の1週間程度は講義以外の時間はほとんどレポートの執筆に充てている人が多くいました。
 
一方で、講義自体は履修している科目にもよりますが、はじめの1週間こそほとんど埋まっていますが、2週目以降は、講義と講義の間が4時間程度あいたり、ほぼ一日講義がない日もあったりとプライベートで使える時間も出てきます。シアンスポは立地もよく、ルーブル美術館は徒歩10分程度、凱旋門やエッフェル塔もすぐに行ける距離にあるので、空いた時間に市内観光やショッピングを行ったり、少し奮発してフレンチのコース料理を食べてみたりと充実した時間を過ごすことができました。

 
冒頭に挙げた3つの目標に関しては、
①研究では難民問題早期復興の可能性についてまでは、リサーチ、言及できませんでしたが、EUとAUの比較をし、共同体の在り方を検討できたことで、難民のコミュニティへの支援の在り方についての理解が進みました。
②ネットワークについても現地のNGOとの意見交換や提言等には至りませんでしたが、吉田徹先生のご紹介から、UNESCO本部の職員の方にお話を伺ったり、スイス・ジュネーブへ行き、昔からお世話になっているUNHCR本部の職員の方からお話を伺うことができ、自身の将来について必要なことなどを再度整理することができました。
③のフランス語については、挨拶程度の勉強はしていったものの、1か月ではなかなか上達せず、もう少ししっかりと勉強していけばより多くを得られたのではないかと少し後悔しています。

といったように、それなりに達成できたのではないかと思います。
大学からの奨学生である以上、勉学はもちろん全力で取り組まなければ意味がありませんが、それ以上に自身のネットワークの構築や、多様な価値観や文化との接触など、自身のやる気と行動力次第で、人として一回りも二回りも成長できるチャンスです。もし皆さんが少しでも応募を迷っているのならばぜひ一歩を踏み出してください。最後に、今回このような機会をいただいたHOPSの関係者の皆様に深く御礼を申し上げます。

2009年度体験談 森泉 萌香(HOPS国際フェローシップ第4期生体験談)

2010/2~3
 
パリ政治学院、通称Sciences.Poはフランス屈指のエリート学校であり、前大統領ジャック・シラクの母校でもあります。まさにフランスの東大ともいうべき大学において、優秀な学生たちとともに高度な学問を学べたことは有意義な経験となりました。
 
Sciences.Poでは主にEU学を学びます。最初の一週間は基礎知識を学び、その後3週間をかけて経済・外交・移民問題の中から自分の興味のある2つのテーマを選択履修し、最終的にレポートを書かなければなりません。授業は朝から晩までありとても大変でしたが、10人に一人程の割合でレポートや生活のサポートをしてくれるチューターやコーディネーターがおり、楽しみながら勉強することができました。
 
このプログラムの中には研修旅行も含まれます。私たちの代ではベルギー・ブリュッセルへ赴き、EU議会やNATO本部を見学してきました。大学の授業でもそうでしたが、特にフィールドトリップの先では自らの意見や疑問を投げかけ議論する場が多数設けられています。受け身ではなく能動的に動ける場が提供されていたからこそ充実した一か月を送ることができたと感じています。
 
話は変わりますが、フランス人のフランス語愛は半端でないです。私自信正直「英語が話せればどこでもなんとかなるだろう」と思っていたのですが、慣れないフランス語での生活に初めは本当に苦労しました。しかしながらSciences.Poでは習熟度別にフランス語の授業があり、先生が熱心に教えてくださいます。全くの初心者であった私でも、帰る頃には「なんちゃってフランス語」を話せるようになり、帰国前のオーストリア旅行ではお礼を言う時に「Merci」と言ってしまうほどフランス語の魅力に取りつかれてしまいました。
 
このようにSciences.Poでの留学生活は万全のサポート体制が整っており、本当に充実したものです。しかもhopsでは奨学金制度を設けており、学生の身分としては大変助かりました。
 
現地では日本に留学を予定しているフランス人学生とも出会い、言語交換をしたり、一緒に旅行にいったりと毎日を楽しむことができました。つい先日、北大に留学に来た彼女と再会したのですが、今でも大の仲良しで、こうした出会いをくれたプログラムに再び感謝しています。今度はフランスで助けてもらった分を恩返ししていきたいと考えています。

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2008年度体験談 松本 政之(HOPS国際フェローシップ第3期生体験談)

2009/2~3
 
この度、パリ政治学院への春季研修プログラムに参加し、大変貴重な体験を得ることができました。ここでは、研修の内容と自身の感想を報告させていただきます。
 
欧州統合について包括的に学ぶこのプログラムには、日本の他大学の学生も参加しており、殆どは学部生の参加者でした。しかし、授業の内容は大変高度で、自分が学部生時代に受けていたら、恐らくついていけないだろうと思ったほどですが、皆真剣に学んでいました。そのような、優秀な他大学の学生と触れ合えたこともいい刺激になりました。授業は、講義形式ですが、多くの講師が学生とのコミュニケーションに熱心でした。そのお陰で発言や質問が大変しやすい環境になり、授業を受けていて充実感がありました。
 
また、研修の中には、ブリュッセルへの旅行も含まれています。この旅行では、欧州委員会の職員、欧州議会の議員と直接懇談する機会があります。欧州統合の象徴的な機関が密集するこの都市は、見学するだけでも充分刺激的だと思います。その上、そこで日々働いている方と接し懇談することができたので、地域統合の最前線の雰囲気を体で感じることができました。
 
ブリュッセルへの旅行に加え、私は、個人的に欧州中央銀行のあるフランクフルトも訪ねてみましたが、電車でパスポートも持たずに国境を越えたのは初めての経験です。このような些細な経験一つ一つが、地域統合とは何かを考えるきっかけをくれました。このような機会を頂き、大学院に大変感謝しております。
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2007年度体験談 阿部 拓哉(HOPS国際フェローシップ第2期生体験談)

2008/2~3
 
私はHOPS国際フェローの第2期生としてパリ政治学院への春季研修プログラムに参加しました。「僕なんかが英語での授業についていけるのか‥。」フランスに行く前はこのような不安で一杯でしたが、今は、留学して本当によかった!と思っています。なぜなら、授業の内容が非常におもしろく、そのような不安や勉強の苦労を軽く吹き飛ばしてしまったからです。もちろん、それなりに大変でしたが・・・。
 
授業のほうは、まずEUの様々な分野を総論的に学び、その後の選択科目で私は経済と外交の授業を選択しました。その中で、日本という国を他の国(EU)からの視点、国際関係の中であらためて考えることができ、さらにトルコ加入問題、東欧問題、単一通貨などの知識を深く学び、考えることができました。
 
そして、他大学の学生と交流することで、あらためて自分というものを発見しました。
このような機会を与えてくれた大学院に大変感謝しています。
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2006年度体験談 大松 絢子(HOPS国際フェローシップ第1期生体験談)

2007/2~3
 
私はHOPS国際フェローの1期生としてパリ政治学院への春季研修プログラムに参加しました。最初は食事が喉を通らないほど不安で泣いてしまいましたが、参加してよかったというのが1ヵ月のプログラムを終えての正直な感想です。
 
全体的に経済色の強い講義が多く、EU発足時にかかわった当事国の先生方がどのように考えているのかを学ぶことができました。外国で勉強し、生活することは初めての経験だったため、見聞きするのもすべて新鮮に映りました。また、他大学のひとたちと交流できたことで、北大に閉じこもっていたのではわからない、自分に足りないものを発見することもできました。
 
自分の視野を広げ、大学院生活を有意義に過ごすためにも、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
 

2006年度体験談 福原 昌代(HOPS国際フェローシップ第1期生体験談)

2007/2~3
 
パリ政治学院での4週間は、まさに光の如く過ぎていきました。最初の1週間は朝から夕方まで、ほとんど丸1日あった授業で、後半の2週間はレポートを仕上げることで、いつの間にか4週間は過ぎていってしまいました。
 
授業は、EUについての知識がある程度あったおかげで、強い興味関心を持って学ぶことが出来ました。パリ政治学院での授業なので当然ですが、フランスの視点からの「EU」を学びました。それらの授業からは、フランスが欧州統合を引っ張っているという強い自負を感じました。また、課題とされていたレポートも、チューターに助けられ、自分なりに納得したものを仕上げることが出来たと思います。そして、学校の行き帰りや休日に、パリという街で過ごす楽しみを知ることも出来ました。言葉はほとんど通じなくとも、街が持つ雰囲気やその歴史を肌で感じられたと思います。
 
疲れのせいか、3週間目というレポートに最も時間をかけたい週末に熱を出し、寝込むことになったり、朝学校へ行く地下鉄が何回も止まったりと、いろいろトラブルも尽きませんでしたが、そのようなあらゆる経験が私の成長の糧になるだろうと思います。
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